わたしが初めてイベントの企画をしたのは今から10年前、
千葉のマザー牧場で3日間開催された
純粋なる祈りのお祭り「むすびのまつり」
沖縄の神人さんのお手伝いから始まりました。
http://www.earthparadise.net/musubi_1.pdf
「この世界のすべての対極なるものをむすぶ」
太陽と月、光と闇、善と悪、陰と陽、火と水、
母と父、肉体と精神 女性性と男性性・・・
この日本における文化と宗教観を祈りの世界で超えたいと思い
アイヌと大和と琉球をむすぶという
今考えても鳥肌のたつような壮大なスケールの構想だった。
祈りの神事をする現代のシャーマンやアーティスト、舞姫たちが
夏至と満月に全国から集まった。
かつてわたしの中に根深くあった
葛藤と無価値観
わたしの名前の中に内在する
「火」と「水」がある
わたしの本質の中に内在する
「火」と「水」がある。
西洋占星術でも東洋占星術でもわたしの本質は
「火」であり
月(感情)や潜在意識は
「水」の気質を持つ。
火のように強く熱く燃える魂と
水のように不安定でうつろいやすい心
親の顔色をうかがう子供のように
いつもどこかでなにかや誰かに板挟みになる自分がいた
そうした葛藤を燃焼し 無価値観を埋めたくて
祈りの旅と称していつもなにかから逃げていた。
神秘的でスピリチュアルな世界へと逃避し
家族と穏やかに過ごしたり現実的にコツコツ生きるということから
目を背けていた そんな時代があった。
わたしの奥深いところにあったのは
深い孤独と
愛の渇望だったと気づいたとき
分離されたものが自分の中でひとつになった。
ようやく自分の中心が見えてきた。
今でもときどき心はゆれて
自分を見失いないそうになることはあるけど
そのたびに自分の中心が太く強くなるのを感じる。
まるで振り子が大きく揺れながら中心へ中心へともどろうとするように。
感情がゆれることは心が成長しようとする時。
だから、止めないで、そんな自分をゆるしてみる。
人に会いたくなければ会わなくていいし
笑いたくなければ笑う必要もない。
「いい自分」にもならなくていいし、「悪い自分」がほんとうの自分でもない。
すべての葛藤は対極なるもののぶつかり合いだ。
心の器とは、心のふり幅で大きくなるもの
外側に起こる対極なるもののぶつかりあいを見つめ
内にある
「対極なるもの」をみつめていこうと思う。
聖地とは自分の心の中に存在する。
それは陰も陽も対極を超えた世界だ。
すべては
バランス(調和)の世界。
もうじきオリジナル占星術の集大成
「星の錬金術」ができあがり
その
答えあわせができると思う。
自分の学んできた陰陽の世界をまとめていきながら
ふとこのことを思い出したのでした。
1月~3月までのWS&スクール&スケジュール